人は必ず悩みにぶつかる。
何も考えたくなくなって、ただ今楽しい時間だけがずっと続けばいいのにって無責任な考えに陥るときがある。
誰が悪いわけでもないのに、誰かを悪者にしないと気が済まなかったり、好きなことでさえ好きに思えなくて、面倒くさくなってしまうときがある。
うまくいっているように見えても、それはたかだか顔を見せているうわべだけのことで、中身の伴わないそれは簡単に崩壊してしまう。
人は目の前の欲望や欲求にかられて、大きく足下が揺らぎ、右か左か迷ってしまうことがある。
そんなときは、過去の自分を少し振り返ってみるといい。
今の自分を一歩一歩作りあげてきた過去は、そんなにもろくない。
過去の写真、動画、手紙、想いの書き殴り、人にされたこと、人にしてきたこと。なんでもいい。
過去の自分は、今の価値判断が正しいかどうか教えてくれる。今の価値判断を信じることを教えてくれる。
“Water under the Bridge”という表現を誰かが言っていた。Time and Tide。時は常に進んでいる。
今の我慢は、また未来の糧になる。
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