10月11日から14日まで、4連休がありました。Internationalの学生みんなで、アメリカの首都ワシントンD.Cに2泊3日のグループ旅行に行ってきました。
学校の大きなイベントなので、ホテルを含めて$145とかなり格安。旅行で、久々にホテルに泊まりました。
ホワイトハウスにリンカーン像、キング牧師のモニュメントに、これでもかといわんばかりの博物館!すごく期待していましたが、結果的には100点満点で50点くらいしか楽しめなかったかなーとちょっともったいない気持ちです。
少し理由をお話しします。
美しい街並みに圧倒された
とはいえ、仲のいい友達同士もっと仲良くなれたし、国会図書館やリンカーン像、ワシントン記念塔などは圧倒的な美しさと偉大さを誇っており、気持ちが高まって宙を舞うようでした。
ニューヨークに旅行で行く人はたくさんいても、ワシントンに旅行で行く人はなかなかいないんじゃないかと思います。NYCでたくさん見かけた日本人も、ワシントンでは影を潜め、白人が多かった気がします。いい体験をさせてもらえて、幸せです。
背景知識の不足
なんで50点かと言うと、ひとつは天気が思わしくないというのもあるのですが、たくさんの歴史的な博物館やモニュメントを見ても、それを十分楽しめるだけの背景知識が不足していました。しかも説明書きはすべて英語。わからない単語にしょっちゅうぶつかってたら、だんだん読む気も失せてしまいます。
いつもは、自分で勝手に旅行をするので、なにかそれなりの目的を持って行ったり、あらかじめ下調べをして、背景知識を身につけてから行くことが多いです。
でも、今回はパック旅行でガイドブックも無いまま目的地にポイって身を投げ捨てられた感じでした。ワシントンはアメリカの歴史や文化がぎゅっと詰まっている街なので、本当はものすごく楽しめるはずなのですが、自分の勉強不足です。
教育の違いを感じたアメリカ歴史博物館
僕は歴史が好きなので、一番興味深かったのはアメリカ歴史博物館でした。
率直な感想を言うと、「戦争だらけの歴史」だなーと思いました。米西戦争、南北戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争などなど。ずーっと戦争を追っかけている博物館だったような気がします。
僕なりには、高校、大学の勉強で日本史を中心にアメリカとの関係を学んできたつもりでしたが、国が違えば教え方も全く違います。第二次世界大戦のコーナーでは、日本は完全に悪者のように書かれている気がしたし、何より原爆のコーナーが見つけられませんでした。
「なるほどなあ」と頷いてしまいました。歴史を英語で読む必要があるなと感じました。来期にアメリカの歴史を受講しようと思います。
全体として、50点。これは自分に対してです。旅行をして、はじめてうーんって感じになりました。
面白いのは、各国から来ているみんなと回るので(今回は日本人、中国人、台湾人がメインでしたが)、必ず戦争や歴史の話になるんですね。そして絶対に議論になる。そんなときも、お互いの見解が異なっていたり、自分の知識の不足から深くまで話を掘り下げられなかったりします。
留学前に、アメリカに関する本を少しは読んだ気になっていましたが、全然でした。
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どこを旅行するにしても言えることですが、博物館や歴史的モニュメントなどを100%楽しむためには、背景知識は欠かせません。