ずっと住みたかった町「蔵前」。変わり続けるリバーサイドの「ものづくりの町」に引っ越しました。

アメリカのシェア生活に憧れて始めた谷中のルームシェア

谷中でAirbnbをやっていたときの部屋。

ニューヨークから帰国して約3年半住んだ西日暮里・谷中の家を離れ、今後さらに注目されていくであろう町「蔵前」に引っ越しました。

思い返せば、谷中の家はアメリカ留学から帰国する前にルームメイトの募集をし、学生が住んでるにしては少し贅沢すぎる70㎡オーバーの2LDKの物件を、2人でシェアして暮らしていました。今回は、双方の心境の変化により1月で退去することになりました。

 

蔵前に住みたかった理由:今いちばん「キテる」街

引越しまで紆余曲折あったのですが、もし引越しをするなら蔵前に住みたいとずっと決めていました。

理由は大きく2つ。

1つはMATCHAのオフィスが浅草にあるので、会社へのアクセスが良いこと。でもこれは付随的な理由で、本当の理由は蔵前の魅力そのものにあります。

それは、月日が経過するごとに、蔵前という街自体がどんどん進化して魅力的になっているということ。毎月のように新しいお店ができていて、歩く度に見たことのないお洒落なカフェや雑貨屋さんに巡り合います。

蔵前は隅田川沿いにあるので、一部では「東京のブルックリン」と呼ばれているほど、お洒落なカフェが多いんですよね。

Nui. Hostel Bar&Lounge

はじめて蔵前という街の魅力に圧倒されたのは、6年半前の2012年にはじめてNui.に訪れたとき。まだ学生でしたが、「なんだ!?このかっこよさは!?」と頭をぶち抜かれるくらい衝撃を受けたのを覚えています。toco.で働くことになったのも、もともとはNui.がきっかけでした。確かに、リバーサイドのNui.の存在は、ニューヨークのダンボにあるBrooklyn Roasting Companyを彷彿とさせます。

それから、節々に「蔵前がアツい」という話を耳にするようになりました。そしていつの間にか、その変化する街の中で自分もしばらく暮らしてみたいと思うようになりました。

蔵前のお洒落なカフェやお店については、今後このブログでも取り上げていこうと思っています。

 

「蔵前×築45年リノベ物件×DIY」の可能性

そんな蔵前に物件を探していたのですが、どんどん街の人気が上がっており、不動産閑散期にもかかわらず、昨日あった物件が今日はもう契約済みになっているということが何度かありました。

僕は物件を見つけるときは明確に条件を7つほど定めて、それに当てはまるものだけを探し続けるのですが、今回は住所まで決めていたんですね。地図を見て「この四角の範囲内にある物件」と100㎡くらいの小さなエリアまで細かく決めていました。

根気よく毎日探し続けてていると、築45年のリノベーション物件がぽっと現れました。

これだ。

気づいたら、内覧、契約と話が進んでいました。

今回の物件は、築45年のリノベーション物件。オーナーさんがこだわり抜いた緑の壁紙とオークの床材が特徴的な1LDKです。

僕はもともとインテリアやDIYが好きで、彼女も同様に好きなので今回は本気でインテリアにこだわってみようと決め、今は毎日試行錯誤しながら気持ちのいい部屋を目指して作っています。

「蔵前×築45年リノベ×DIY」という掛け算には可能性を感じていて、この蔵前での生活の良さを発信しようと、インスタも始めてみました。興味があればフォローしていただけると嬉しいです。

ぜひ、蔵前に遊びに来た際は声をかけてもらえると嬉しいです。

その際は、素敵なカフェを案内します。