蔵前築45年のリノベ物件に引越してから、またDIYでいろいろ作っています。引越しについては、また別の記事で書こうと思いますが、築45年の我が家はキッチンが広くなく、作業スペースがありません。
そこで、キッチンでの作業にも使えるカウンターを作ることにしました。今日はその作り方を紹介します。
ポイントは天板。一枚板は高いので作ることにした
完成形がこちら。ポイントは、オリジナルの天板です。ずっと探していたのが、50cm×60cmくらいの一枚板でした。ただ一枚板はどれも高いので、安く仕入れる方法を探していたのですが、なかなか見つからず。
そんなときに東急ハンズをぶらぶらしていたらアイデアが浮かんで、無いなら作るしか無い!としびれを切らして一枚板っぽく作ることに決めました。
用意する物とかかった金額
・木ダボ10×30 3本 ¥64
・サンドペーパー適量少し
・木材加工代(東急ハンズ)¥648
・BRIWAX ¥2,500程度
・NOCEのカウンター ¥9,980
・木ネジ6本
・インパクトドライバー(あると便利)
BRIWAXやインパクト、木ネジ、サンドペーパーはもともと持っていたので、合計で¥15,000程度で作れました。
ヒノキ板は東急ハンズで購入
東急ハンズには、25×50くらいのヒノキ板が安く売っています。
これを3枚購入します。このままでは3枚を繋げられないので、天板の耳として残したい側を2枚決め、その他の部分をまっすぐに切り落とします。以下の写真のように切り落としてもらいます。
板同士の接着は、「木ダボ」を使う
今回板同士の接合には、「木ダボ」を使います。IKEAなどで家具を買ったことがある人は分かると思いますが、板の側面に木ダボ用のダボ穴を開けてもらい、ダボと組み合わせて接合します。
こちらがダボ穴を開けてもらった後の天板です。ダボ穴は、自分で開けることもできますが、少しでも場所ずれてしまうとはまらなくなってしまったり、角度がずれると木ダボがはまらなくなってしまうので、できる限りプロに開けてもらった方がいいです。また、穴を開けすぎるとはめるのが難しくなってしまうので、今回は50cmくらいの側面に3つ開けました。
もしダボ穴を開けてもらえなかったら自分でやるしかないと思っていましたが、東急ハンズ渋谷店では快く開けてくれました。
角をとるために、サンドペーパーで軽くやすりをかけます。
定番のBRIWAXで色を塗る
DIYをやる方にとっては定番のBRIWAXで色を塗ります。BRIWAXは布さえあれば簡単に塗ることができて、木のさわり心地を残したまま高級感やつやを出すのに最高の塗料です。今回はラスティックパインを使います。
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BRIWAXはしっかりと乾かして、2度塗りがおすすめです。色やつやがしっかりと出ます。
木工用ボンドと木ダボで接合
BRIWAXが完全に乾いたら、図工で使うような木工用ボンドをたっぷり使って板同士を接合していきます。ボンドはこの安いやつで十分です。
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ダボ穴にもボンドを入れ、木ダボを挿します。
しっかりと差し込むと写真のようになります。
3カ所に木ダボを挿したら、板同士をはめ込みます。
端材を使って、ハンマーでしっかりと板同士をくっつけます。
これで天板が完成しました!一枚板には当然叶いませんが、耳がしっかりと木の感じを残しつつ、ちょうど欲しかった50cm×60cmほどの天板ができました!
NOCEでアイアン風の脚を調達
さて、天板ができたら次は脚です。アイアンにしたくて、楽天市場などを探していました。
すると、蔵前や渋谷にNOCEというアジアの輸入家具屋さんがあるのですが、そこにちょうどいいハイカウンターが安く売っていたので、この脚を活用して、天板だけオリジナルにすることにしました。
NOCEはオンラインで購入することもできます。おすすめの家具屋です。
脚が用意できたので、後は木ネジで天板と留めるだけ!
天板の厚さに応じて、木ネジの長さを選びましょう。NOCEのハイカウンターには、ワッシャーが付属で入っていたので、木ネジと組み合わせてインパクトで留めて完成です。
アイデアは街にある。無いものは作れる!
インテリアとしてもとっても可愛くて、すごくいいものが作れました。高さもちょうど良くて、大満足です。
今回のDIYで自分なりに学んだことは2つ。
アイデアは街にある
今回、耳のある板材をカットして3枚繋ぎ合わせることで1枚にしていますが、このアイデアは東急ハンズをぶらぶらしているときにスタッフの人が作っていたサンプルのテーブルを見て思いついたんですね。あれが無かったら絶対にできなかった発想なので、アイデアは街にあるなーとつくづく感じました。
無いものは作れる
もうひとつ、今回はずっと「一枚板の天板を安く手に入れる」ことばかり考えていたのですが、結果としてそれっぽいものを作るということに落ち着きました。ここから学べたのは、「無いのなら、作れるかどうか」を一度立ち止まって考えるべきだということ。結果的に、あまり工数をかけずに理想の物を作ることができました。無いものは、以外と作れるかも知れないんですよね。
東急ハンズ×NOCEで作ったお洒落なハイテーブル、良かったら参考にしてみてください。