記事を書くことは、経験を価値のあるものに変換すること

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いま、複数のメディアでライターをしています。訪日外国人向けのMATCHAを除けば、すべてこれから海外生活や留学をしたい人向けの記事を書いています。

DMM英会話ブログでは、海外生活でのHow Toを中心に、Traveler’s boxでは、新しい旅行スタイルの提案を主題にした記事を、またNYPGではニューヨークの魅力を中心に書いています。

ほとんどの記事で、執筆料をいただいています。ネット上の記事には、いろいろなタイプがあります。評論だったり、問題提起だったり、ノウハウだったり。なかでも僕は「経験の整理と情報化」が得意です。すべて、僕の体験に基づき順を追ってそのまま書いているだけなのですが、経験を誰かが必要としている情報記事にすることは、価値のあるものへ変換する作業なのだと感じています。

今日は、そのことについて書いてみます。

 

当たり前のことには、価値がある

たとえば、自分がはじめて留学するとします。欲しい情報は、持っていくべき物はなにか、空港から市内まではどうやって行くのがいいのか、寮の様子はどんな感じかなど、留学生の誰もが当たり前に経験していること。でも意外とその情報がまとまっている記事は少ないです。誰もが経験している当たり前のことが記事化されていないので、それを記事にすることには価値があります。

記事の価値にはいろんなものがありますが、体験を記事に変換するだけで、人との繋がり、執筆料、ワンランク上の自分への切符などに変換されて返ってきます。

今ではGoogle検索で一番上に来るTOEFLの勉強法の記事も、僕がやったことをすべて丁寧にリスト化して、まとめただけです。やっぱり、アフィリエイト収入となって返ってきます。

上のメディアで記事を書かせていただけるようになったのも、ブログで丁寧に経験を記事化して発信していたので、それを読んだ方々に僕を拾っていただきました。新しい繋がり、機会に変換されて返ってきました。

 

書くときに意識していること

■必要な情報と、不必要な情報、混乱を招くような情報を整理してリスト化する

このブログもそうですが、僕のやっていることは僕の実際の体験を記事にしてまとめているだけです。体験を過不足の無いようにリスト化し、項目毎に必要な情報を追加したりして、さらに掘り下げてまとめています。これが記事の根幹になります。

 

■読み手がどんな情報を求めているのか考える

相手がどんな気持ちで情報を検索しているのか、自分がアメリカに来る前にどんな情報が不足していたか、どんな記事を欲しいと思ったかを思い返しながら書いています。

 

■相手に「手渡す」気持ちで書く

読み手が読んだときに、「わかりやすい!」「こんな記事が欲しかった」と思ってもらえるようにするには、読み手側の気持ちになって、自分の記事を客観的にみることが大事です。言葉遣いや、行間、写真の使い方なども含めて常に読み手志向で書いているのが、日記との大きな違いとも言えます。

 

■無駄なことは書かない

余計な言い回しや文句は、読み手の集中力を損ない、読んでいる途中に離脱してしまう可能性が高くなります。体験を情報記事にするときは、無駄なことはなるべくそぎ落とし、大切なことだけを淡々と書いていくことが大事です。

 

さいごに

この記事で僕が伝えたかったことは、自分の体験は、誰かが必要としている大切な情報かもしれなくて、そこには価値がある、ということです。体験を丁寧に記事にして、インターネットという本屋さんに出版すると、誰かが手にとって買ってくれます。
ブログが続かない、という人の理由は、記事が価値あるものに変換されて返ってくる、という実体験が無いからなのではないかと思います。最近ブログをはじめた人、ブログをはじめたいと思っている人は、ぜひこのことを意識してやってみてください。どんな形であれ、必ず自分の記事がより価値のあるものに変換されて返ってきます。


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