NYCでひっそりと有名なJazzバー、「SMALLS JAZZ CLUB」の感想と楽しみ方

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僕は前期にJAZZの歴史という授業を取りました。以前からJAZZはよく聴いていて、JAZZの作り出す雰囲気がすごく好きです。

部屋に一曲流れているだけで、しんみりと気持ちが落ち着いたり、Groovyな音色には体が自然に揺れて逆に高まったりします。たまにぼーっとしたくなるときがあるのですが、そういうときは部屋を暗めにしてJAZZを流し、思い切ってぼーっとします。

JAZZって単純にかっこいいし、気持ちいいんですよね。

その単純なかっこよさに憧れて、ずっとNew YorkのJazzバーに行ってみたかったので、先日行ってきました。アメリカ留学中にやりたい100のリスト、またひとつ消えました。

下に映像あります。

 

SMALLS JAZZ CLUBの楽しみ方

JAZZの歴史の先生におすすめを聞いたら、10件ほどリストをくれました。その中でも強くおすすめされたのが、183 West 10th St, Greenwich Villageにある「SMALLS JAZZ CLUB」。

地下にあって、すごく小さいよ、と言われましたが、本当に小さかったです。

入り口は7th AVから小道に入ってすぐのところにあります。
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カバーチャージは$20でした。階段を下りたところで取られます。キャッシュのみだと思います。

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この日は10:30PM〜1:00AMのライブを見たのですが、10時くらいには何人か並んでました。僕はあまりにも早く着きすぎたので、近くのMEZZROWという姉妹バーで時間をつぶしていましたが、これが失敗でした。

開始10分前くらいに行ったら、金曜日だったこともあり、もう中はぎゅうぎゅうで座るところがありませんでした。途中から座れましたが、週末は開始30分前くらいから並んだ方が良さそうです。

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カバーさえ払えば、最低1ドリンクという制度は特になさそうです。また、服装も特に気にしなくて大丈夫です。かなり狭いので、大きなかばんは避けた方がいいです。

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1日に3〜4本のライブが行われているのですが、なぜこの時間を選んだかというと、僕がサックスの音が好きだから。Sax、Trumpet、 Piano、Bass、DrumsというJazzの王道のコンボを聴きたかったので、この時間にしました。

"Bird"の呼び名で有名なSaxophonist、Charlie Parker。

“Bird”の呼び名で有名なSaxophonist、Charlie Parker。

教授が、Jazzをよく聴く国はアメリカと日本だと言っていたのが印象的なのですが、予想以上に日本人がいました。

 

中途半端ですが、実際の映像をのせます。雰囲気つかめると思います。

 

「BGMとしてのJazz」と「聴きに行くJazz」

普段は、スピーカーから流れてくる演奏者の見えないJazzを聴いています。演奏者独自のアレンジを、英語でImprovisationというのですが、BGMとして聴いている普段のJazzは楽器の音色にもばらつきが無く、スムーズに流れていきます。

 

一方で、生のJazzライブは演奏者が見え、Jazz奏者ならではの「クールに熱い」表情が窺えます。音の強弱にすごいばらつきがあったり、声に出してうなってみたり、あー本場のJazzってこんなにも背後のストーリーが見えて生き生きとしてるんだ、と思いました。こちらも受け取るだけのBGMとは違って「聴きに行っている」わけなので、曲に対する構え方がいつもとは違いました。

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さらに、今回はJazzの歴史や時代ごとの特徴、有名なJazz奏者などをひととおり勉強してから行ったので、得るものが多かったです。やっぱり、背景知識を身につけてから経験することで、もともとの器が大きい分吸収力が違います。

 

もしNew Yorkに来る機会があってJazzバーに興味があれば、Smallsをおすすめします。思ったよりもハードル高くないので、気軽に楽しめると思います。また行きたいです。

 

SMALLS JAZZ CLUB
Schedule – Smalls Jazz Club

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