11月25日から30日まで、Thanksgivingの休暇がありました。学生はみんな家族の元へ帰って家族との時間を過ごすのですが、僕は友人のCharlieの家にお邪魔させてもらうことになりました。
Thanksgivingとは
Thanksgiving(感謝祭)とは、アメリカ(11月の第4木曜日)とカナダ(10月の第2月曜日)で行われる、家族揃って七面鳥(Turky)をメインにした大規模な食事をする催し物。由来は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事ですが、現代では宗教的な意味合いはかなり弱くなっているようです。(参考:サンクスギビング(感謝祭)とは?)
無上の家族に歓迎された幸せ
Charlieの家は、学校から1時間ほどの綺麗な大自然の中にあります。家には暖炉や池があり、大きな犬と小さな猫がいて、庭は東京ドームくらい広い。大きなトランポリンやガレージもあって、絵に描いたような素晴らしい家族にもてなされました。
お父さんが初日に言ってくれた、「Our house is your house」というひと言が、どんなに僕の緊張をほぐしてくれたか、忘れられません。ここに4泊したのですが、すごく充実して、安心した毎日を過ごせました。
伝統的な食事会
27日のThanksgiving当日、僕とCharlie、お父さんとお母さん、それから妹と犬のTobyを乗せた車は、3時間半ほど離れたナイアガラの滝がある街、Buffaloに向かいました。そこにはCharlieのおじさんとおばさんがいて、親戚一同が揃って食事会をすることになっていました。
ものすごい長いテーブルです。全部で17人と犬2匹。完全にアウェイかと思いきや、みんな素晴らしい方ばかりで、すぐになじめました。
アメリカならではのキッチンをみんなで囲んで、食事の準備をしました。それぞれ会うのは1年ぶりで、ハグをしたり、学校の話しをしたり、スマホで写真を見せ合ったり、本当に「家族」そろって幸せなひとときを送っているようでした。
エビとカクテルソースを和えた前菜を用意するCharlieのお父さん。この家の雰囲気がすごく好きでした。
壁には「Family」の文字が。ここからも「家族」がいかに大切なのか考えさせられます。
シャンパンがつがれ、お皿に少しずつ盛りつけられていきます。
メインの七面鳥の丸焼き。おなかいっぱい食べました。
食事の後は、家族みんなで暖炉を囲み、雑談をしたり、冗談を言い合ったり、まさにアメリカのステレオタイプ的な「家族」を目の当たりにしました。
この日は別のおばさんの家に1泊して、素晴らしい1日を過ごすことができました。このあたりは、New Yorkといっても本当に大自然に囲まれた場所です。Charlie家族は、とてもアウトドア派な一家で時間があれば山を歩いたり、畑を見たり、小屋を散策したり、川を渡ったり、気持ちいい空気を吸って、リフレッシュすることができました。
はじめてのThanksgivingは、これ以上ないというくらい貴重な体験をさせてもらいました。素晴らしいCharlieとその家族に感謝です。
次回は、家族を大切にすることについて書いてみようと思います。
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