最近出会う本や出来事は、僕の世の中に対する問題意識を鍛えてくれます。
訪日観光客を「数」で捉えるのは短絡的だ。「宿泊数」や「リピート率」で考えるべきだ。
もしもスクランブル交差点を横断する人が全員歩きスマホだったら、446件衝突があり、103人が転倒する。
ミクロの視点を欠いた金融緩和と、少子高齢化による人口動態統計の変動は日本経済を崩壊させる。
とか。
自分の中に少し深い知識が入って、ちょっと高いところから周りを俯瞰してみると、いろいろなところに「なんだかなー」って思うことがあります。
僕は正直、自分のことに精一杯で、「人のために働きたい」とか「誰かの役に立ちたい」という発想がまだできません。だから世の中の抱える問題を見て、具体的な活動に移せている人は尊敬します。「人のために働きたい!」って大きな声で言えて、小さなボランティアや地域活動に参加できる人って純粋にすごいと思います。僕のまわりに尊敬できる人は何人もいます。
そういう人はきっと、世の中に対する問題意識の持ち方が強くて、自分もいろんな経験をしている人なんだと思います。
つまり何が言いたいかというと、世の中のために行動したり、発信できるようになるための原動力は問題意識だということ。
自分を取り巻く環境に感じる違和感だったり、批判心が無ければ絶対に行動に移せないです。
世の中にいい影響を与えられる人になるために、自分には何ができるのかなーと日々パラボラアンテナを張り巡らせていますが、なかなか難しいです。問題意識だけは、大切にしています。
平日の朝の電車で、半分以上が下を向いていて、空気がものすごく病んでいる社会にいつも違和感を感じるので書きました。
▼問題意識を鍛えてくれる本です。
藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた
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藻谷 浩介
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金融緩和の罠 (集英社新書)
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藻谷 浩介 河野 龍太郎 小野 善康
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(016)ピンで生きなさい: 会社の名刺に頼らない生きかた (ポプラ新書)
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