セブ島・マクタン島を遊ぶ

9月3日、ルソン島のマニラから、セブ島に飛んだ。どうやらフィリピン人からしてみれば、バギオは韓国人の街、セブは日本人の街という感覚もあるらしい。

そのせいか、タクシーの運転手や、チップ稼ぎのために観光客の周囲にたかってくる民間人は日本語を上手に話す人が多い。

セブ島は、フィリピン屈指の観光地だ。リゾート地が並ぶマクタン島が橋渡しにあり、両島は惑星と衛星のような関係にある。

今回一緒に旅をしているのは、大学の友人下川と、CNE1で繋がった麗子(りこ)。

 

麗子を置いて2日先にセブ入りをした僕と下川は、セブシティにあるゲストハウスに泊まった。名前はセブ・ゲストハウス(CEBU GUEST HOUSE)。トリップアドバイザーで、ワンクリックで予約した。近くには比較的大きなSMがあり、セブで1番人気のレストラン「LIGHTHOUSE」もあった。

前日の夜に、フィリピンの歌舞伎町、アンへレスでナイトライフを満喫してしまった僕は、どこから菌をもらってきたのか、ちょっぴり風邪をこじらせた。

 

そのせいで、セブ入りした初日は疲れ切っていて、ざっと12時間は寝ただろうか。

 

おかげで2日目には回復し、下川とセブ最大のローカルマーケット「カルボンマーケット」を訪れた。すぐ近くに港があるせいか、魚介類が目立った。過去に回ったバギオ、オルダネータ、マニラのディビソリヤやバクラランとは、雰囲気が違った。潮のにおいがし、海は見えなかったが街ゆく人は皆、港の人間に見えた。少し、他のマーケットよりは落ち着いていたか。

DSC00107

DSC00106

雨期に付きものの台風のせいか、マーケットの一部は復興の最中だった。

DSC00104

もう、現地のマーケットを見ればその土地の民度がだいたいわかる。

DSC00108

夜には、セブに留学している大学の友人とディナーをし、フィリピンでの出来事を共感しあった。

ここまでは特に大きな問題もなく、充実した日々を過ごすことができた。
はずだった。

 

やべ、やらかした。

 

クレジットカード3枚、免許、パスモが入ったカードケースが無い!

あれ?あれ?おばあちゃんに買ってもらったヴィトンのカードケースが無い。無い。無い。無い。

やばいやばいどこだっけ?どこにしまったっけ?さっきまであったし、は?なんで無いの?

 

かばん全部ひっくりかえしも無い。

 

多分マーケットでやられた。

それかタクシーで落とした。

 

僕のハッピーメーターは余裕でマイナス120%。いや、それ以上。

だって海外でカード無いとかもう。あと4カ国。

とりあえず、カードストップしよう。保険下りるといいな。
これも、いい経験ってもんよ!!

 

9月5日、麗子と合流。

僕らは、マクタン島のホワイト・サンズ・リゾートに3泊することに決めた。

マクタン島の海沿いに並ぶリゾート地は、どれも小さなプライベートビーチしか無い。そのかわり、ホテルやレストラン、プールは一応絵にはなる。やはり長期休暇を楽しむ日本人、韓国人グループがいくつか見受けられた。

ホテル内のレストランでは、リクエストした曲を即興で生演奏してくれるグループがおり、僕らのディナーを彩ってくれる。

DSC013251

DSC013231

僕は、Alicia KeysのIf Ain’t Got Youをリクエストした。そのメロディアスな声で、僕のブルーベリーチーズケーキはいっそう深みを増した。
高級リゾートだけあって、これまでの長時間の移動、ハプニングなどの疲れを癒やしてくれる雰囲気がそこにはあった。