きっかけ
僕は今、ニューヨークの大学に交換留学で来ていますが、自分が想定していた以上に英語がついていけなくて苦労しています。いくらTOEFLで点数が取れて、「自分の言いたいことが伝えられる」「コミュニケーションが取れる」と自信を持っていても、いざ映画のような日常生活に投げ込まれると、全然満足に会話ができないことに気づきました。
ここは本場アメリカ。フィリピン留学のときや旅行とはわけが違うんだなーと。
交換留学は、語学留学とは違うよ、そう何度も言われましたが、その意味がわかりました。
僕はここに英語を学びに来てるのではなくて、ひとりの学生として、対等に扱われている。あたりまえですが、日常生活の中で誰も親切に「英語を教えてくれる」人はいません。
でも、ここにきて文法書を開いたり、単語帳を開くのはやるべきことが全然違うんです。それは「日本でもできること」であり、「日本でやるべきこと」だから。
じゃあどうやって英語を伸ばそうかなーとずっと考えていました。
「生きた英語」を覚えていくこと
僕の今の目標は、アメリカ人10人に囲まれても対等に自分の意見やジョークが言い合えるくらいまで「当たり前の会話」が完璧にできるようになることです。
感覚的にですが、多分それは教授の話を全部理解することや、課題論文を読み解くことよりはるかに難しいことだと思います。自分の言いたいことを伝えることはもう十分にできるんです。でもやりたいのは「あいつらの中に入ること」。俗らしくいえば、ネイティブみたいになることです。
だったら、日常生活で起きた会話をそのまま覚えていくしかないんじゃないか。この場合、どんな優れた参考書よりも「生きた英語」を覚えていくことが一番手っ取り早い方法なのではないか。そう思ってそれを蓄積させていく方法を考えました。
サイトが「生きたノート」になる
そして、意外と同じことで悩んでいる人はたくさんいました。ならば、それぞれが日常で感じた「生きた英語」を集めれば最高の「生きたノート」になるんじゃないかと思い、DailyEigo.comを作りました。
結局、英語が伸びないって悩んでいるときは基本に忠実に努力していくしかないんですよね多分。
そして英語は相手から盗んでなんぼです。いかに日々の生活の中で意識を研ぎ澄ませて盗んでいくかで、同じ時間を過ごしてても大分人と違った成果が得られると思います。だから、すべて日常会話からコンテンツを構成することでモチベーションアップにも繋がるし、後から振り返ることもでき、人とも共有できる。
そしてサイトに投稿することで責任感が生まれ、その表現に対する意識や思い入れが変わってきます。単語や表現って「思い出と一緒に覚える」となかなか忘れないんです。だからそのときの状況をコメントという形で記述しておく。
毎日やることは単純で、何度も音読して、実際に使ってみるだけです。
アメリカに来て1ヶ月で、英語の壁にぶつかって悩んでいたので、このサイトが突破口になればいいと思っています。
最後に、いろいろ悩んでたときにすごく的確な指摘をされたなーというサイトがあるので紹介します。ものすごく的確で正しいことを言っているので、英語で悩んでいる人はぜひ一度読んでみてください。ぐさぐさ来ますが、すごくおすすめです。
語学留学を斬る! | 海外に行けば自然に英語が伸びると思ってますか?語学留学の実態を切り刻む真実の暴露コラム