1月12日〜14日に、前職の仲間達7名で2泊3日のニセコ旅行に行ってきました。実は初めての北海道。僕の目的は2つあって、世界に名を轟かせるニセコのパウダースノーを体験してみたかったこと、9割が外国人観光客と言われるニセコの町はどんな姿をしているのかを見ること。
成田からLCCの春秋航空で片道1万円ちょっとで行けましたが、1時間半で新千歳空港に着くのはびっくりしました。
新千歳空港からニセコはレンタカーがおすすめ
はじめは、空港からバスで移動する予定でしたが、利便性を考えてレンタカーに。結果的には大正解でした。天候もよく、道路もそこまで凍結していなかったので、雪道を運転したことがある人がいれば、レンタカーがおすすめです。
ゆっくり走って3時間ほどで着きました。
4つの山をいかにして攻略するか
ニセコには、HANAZONO、グラン・ヒラフ、ニセコビレッジ、ニセコアンヌプリ国際スキー場と合計で4つの山があります。どうせならこれらの山を全て攻略したいところ。1日目は滑り始めたのがお昼過ぎだったので、グラン・ヒラフの5時間リフト券を、2日目は全山券を買うことにしました。
ニセコの山に関しては「ニセコユナイテッド」というサイトに全てが詳しくまとまっています。
9割が外国人。バスは英語のアナウンスで、リフトのスタッフは中国人
話には聞いていたものの、周囲を見渡すとほとんどが外国人。見た目だけではわかりませんが、オーストラリア、アメリカ、スウェーデンなどの英語圏から来ている観光客だけでなく、中国から家族連れで来ている人もたくさんいました。
山と山を横断するためには頂上付近まで行く必要がありますが、この日は午後15時半くらいで終わってしまいました。そのため、移動はシャトルバスになるのですが(全山券を持っていると無料)、そのアナウンスは日本語よりも英語が先なんですね。まるで海外にいる気分でした。自販機はWeChatPayとAlipayで決済ができる。WeChatPayを試そうと苦戦していたら、後ろから日本人に英語で話しかけられ「あ、日本人です」というやり取りがあるくらい、英語が当たり前になっています。
もう一つ驚いたのは、ニセコビレッジの初心者コースをたまたま滑っていたのですが、他のコースと違って中国人のスクールがものすごく多い。スキーやスノボをはじめてやる子供連れの家族がほとんどで、そこのリフトは下も上も日本語があまり話せない中国人がスタッフをしていたんですね。まさに国際スキー場でした。
「NISEKO PIZZA」の店員は日本語の話せないオーストラリア人
この2日間で最も日本とは思えない体験をしたのが「NISEKO PIZZA」というレストラン。内装はニューヨークにいた頃を思い出させるような洗練された空間だったのですが、このレストランで僕らを担当してくれた店員は日本語を話せない23歳のオーストラリアでした。
客で日本人はたぶん僕らのテーブルだけ。メニューも英語。彼は英語で僕らのオーダーを取り、英語でサーブしてくれました。あれ、ここ日本だよね?と本当に錯覚を起こしてしまうほど、ニセコの夜は異国の雰囲気が漂っていました。
ニセコアイスビレッジでの不思議な出会い
NISEKO PIZZAに行った後、「ニセコアイスビレッジ」という期間限定の鍾乳洞のような幻想的な氷の空間がプレオープンしていたので遊びに行きました。
その横には、「Chillout Bar Vortex」という、僕の大好きな雰囲気のバーがありました。ほとんどがニセコの木を使って、そこで働くインテリアデザイナーの方が作っているようでした。本当にお洒落な家具ばかりで、何度もカウンターの天板に使える木は余ってないか聞いてしまいました。
ここではある企業の方と不思議な出会いもあり、また都内でもお会いすることになりました。やっぱり動くと人に会いますね。
真面目なことばかり書きましたが、夜はしっかり食べて飲んで、日中は思いっきり滑り、ナイターも10本近く滑りました。過去経験したことのないような気持ちよさで滑れるので、この2日間でかなり上達したような気がします。
ニセコは、真冬のオーストラリアのような場所でした。少なくとも、日本に居ながらにして海外旅行を楽しめた気分です。インバウンドの業界に関わっている以上、一度は訪れたかったニセコ。楽しい思い出を一緒に作ってくれた大好きなみんなに感謝です。