香港とマカオを繋ぐ世界最長55kmの橋「港珠澳大橋」のシャトルバスの乗り方

先日仲の良い前職の友人同士で香港とマカオに行ってきました。

とある知り合いの自宅から眺めた香港100万ドルの夜景(iPhone Xs)

当然のごとく、香港では点心を食べまくり深夜まで飲んだくれて、マカオではバカラに深夜までお金を突っ込みまくり、とても充実した3泊4日でしたが、僕のやりたかったことのもう1つは、10月23日に開通した香港—マカオ間の世界最長の橋「港珠澳大橋」を渡ることでした。

当初はマカオから直接フェリーで香港国際空港に戻る予定でしたが、「30分前にフェリーゲートが閉まる」「出発まで120分以上ある飛行機のチケットがないと乗せてくれない」などの情報をもらい、ぎりぎりまでマカオ観光をしていた僕らはあきらめて別の方法を聞きました。

すると、以下のように教えてくれました。

①タクシー、もしくはシャトルバスで港珠澳大橋のバスターミナルまで行き(約20分)
②バスで香港に渡り入国した後(約60〜80分) ※出国と入国に時間がかかる
③タクシーで香港国際空港まで向かう(約10分)

★チケットはその場で買える
★バスは65MOP(約1,000円)でフェリーよりも2,500円ほどお得
★バスは10分おきくらいでたくさん出ているから時間の心配はない

2018年10月23日開通の世界最長の橋

時間も無かったので、すぐにタクシーに乗り込み「请到港珠澳大橋巴士站!(港珠澳大橋のバスターミナルまで)」と伝え、出発しました。11月末時点では、Googleマップにもバスターミナルの存在は載っていないので、途中で本当に向かってる先が合っているか不安になります。また、バスターミナルは橋を渡り始める途中にあるので、タクシーでそのまま香港まで行ってしまうのではないかと不安になりました。

しばらく乗っていると、それらしき巨大な建物が見えてきます。

まるでファイナルファンタジーの場面のような建物。

新しいので、情報も少なく観光客はほとんどいませんでした。むしろ中国からの観光客が興奮してはしゃいでいるのをたくさん見ました。

まるで空港のよう。

オンラインでチケットを購入する場合は、この機械で受け取ることができるようです。いろいろサイトを漁ってみましたが、まだチケット情報はほとんど出ていません。中国語ですが、中国の旅行サイトの「携程旅游(Ctrip)」や「蚂蜂窝」ではチケットを買うことができます。

もちろん、直接カウンターで買うこともできました。金額は1人65MOP。WeChatPay等も使えます。現金で支払う場合、香港ドルは使用できず、マカオ・パタカしか利用できません。

チケットを持って出国ゲートに向かいます。ゲートは空港よりも数が多いのでは無いかというくらい、大量にありました。外国人用の列は4〜5列ほどあったと記憶していますが、このときに稼働しているのは1列のみだったため、10分ほど列に並びました。

ゲートをくぐると、後は案内に従ってバス乗り場に向かうのみ。バスの号車や時間は指定されていないので、そのときにあるバスに乗り込みます。

車内は6〜7割ほどの乗車率。いよいよ出発です。

どんな絶景が待っているのかと思いきや、、、ひたすら同じような景色が1時間続くだけでした。昨年行ったフロリダのKey Westのような景色を想定していたのですが、期待しすぎでした。

Googleマップにも橋がまだ無いため、海を渡っているかのよう。

そして香港にたどり着きます。

終着点は、香港国際空港からすぐの入国管理局。ここから空港まではタクシーで10分ほど。入国には約20分ほどかかりました。

フェリーに乗れず一時はどうなるかと不安になりましたが、無事飛行機にも間に合いました。船に乗りそびれたおかげで世界最長の橋をいち早く渡ることができたので、結果オーライ。値段もフェリーより安く結果オーライ。マカオに行った際は、ぜひこの橋を渡ってみてくださいね。