長野県・下諏訪一人旅

青木さんの記事に触発されて、一人で長野県の下諏訪町に行ってきました。下諏訪にしたのは、たまたま知り合いに誘われたのと、行ってみたいゲストハウスがあったからです。

 

何も考えずに、ひとりになる時間

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都会に住んでいると、毎日の喧噪からたまに抜け出したくなります。今抱えている問題や仕事などを一旦忘れて、フラットな状態で自分は何者なのかを考える時間が欲しくなって、ただぼーっとカメラを構えて歩き回りたくなる。

社会人になっても、絶対に大切にしたい時間です。

ひとりになると、目の前にある自然も、人も、物もすべて自分だけの瞬間になります。自分対相手というシンプルな図式で、その時間をその相手とどう過ごすかに真剣に集中できます。自分と向き合うにも、何かの答えを探すのにも、かけがえのない時間です。

 

下諏訪までは、新宿からバスで片道3,200円。3時間くらいで行けます。

宿に荷物を置いて、オーナーのきょんちゃんに下諏訪散歩のおすすめを聞いて出発。

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お昼はいろんな人におすすめされたうなぎ屋さん。並で1,900円でした。

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お世辞じゃ無くて、過去最高に美味しかったです。脂の乗り方がはんぱじゃなかった。。

何も無い道を、いつもよりゆっくり歩きます。普段iPhoneの小さな画面にばかり目をやっていると、周囲の小さな変化や発見に鈍感になってしまいます。

 

諏訪大社春宮。堂々としていました。

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万治の仏。「ばんじおさまりますように」と心で唱えて、願い事を祈りながら時計回りに3周回って「ばんじおさまりました」と言うと、願いが叶うみたいです。

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真横の川沿いに座って、水の流れる音を聞いていたら30分くらい経っていました。この水はどこから来て、どうして絶えず流れていて、どこに向かっていくのだろう、そんなことを考えていると、自分の人生の意味みたいなものと重なるような気がしました。

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遠くの山並みが綺麗です。

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武田信玄が保護したというお寺、慈雲寺。お寺まで続く賛同は、自分の足音以外は全く音のしない静かな場所でした。まるで異世界に繋がっている道のようでした。

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今日オープンしたばかりの古道具屋・ninjinsan。使い古された丸椅子に惚れて、買ってしまいました。天板を木に変えようと思います。どうやって持って帰るかは、あまり考えませんでした。

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夕方5時前の諏訪湖。すれ違った子どもたちが、挨拶をしてくれました。ただぼーっと写真を撮り続ける。

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宿に戻ってチェックインを済ませ、初めて会う人達と夜までたわいも無い会話で盛り上がりました。

 

おいしい空気を吸いたくなったら

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長野県は、少し前にも行きました。木曽の旧中山道や、宿場町の妻籠宿、秘境の地下栗の里など。そこで空気のおいしさに感動しました。

見えないけれど、すごく透明で透き通っていて、どんどん吸いたくなるくらいおいしいです。

下諏訪は、空気も、水も、自然も、人も、歴史も豊かな場所でした。

僕の泊まった「マスヤゲストハウス」の紹介は、次の記事でしようと思いますが、もしひとりの時間が恋しくなったら、下諏訪に行ってみてください。

 

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