全7,000段と秦時代からの歴史。言葉にできないほど圧倒的な雲の上の世界

IMG_9029 22.58.42中国山東省にある世界自然・文化遺産「泰山」。
中国五岳の長とも言われ、秦・漢時代からの皇帝が封禅の儀を行ったと言われ有名です。

済南から中国の新幹線で30分ほど移動し、バスで中天門まで登ってそこから頂上を目指しました。
事前に写真では見てましたが、やっぱり自分の目で見る泰山の迫力は本物でした。え?これ階段で登るの?こんなの登れるはずないよ、、、と思いましたが、小さな子どもからお年寄りまでみんな登っているので、とりあえず登り始めました。

あんなところにどうやって文字を刻んだんだろう?

あんなところにどうやって文字を刻んだんだろう?


途中途中に刻まれる4文字の熟語は、どこかで一度は聞いたことあるようなものばかり。
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昔の人はどんな思いでこの階段を作り、物を運び、生活していたんだろう。
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上に行くにつれて、水や食料の値段は高くなり、物を冷やす手段も無くなっていく。気温は30℃を超え、汗っかきの僕は飲んだ水がそのまま体中から流れてきました。
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登り始めて2時間半ほどで頂上エリアの南天門に到達しました。下から全部登ると5〜6時間かかると言われています。

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頂上には広大な生活空間が広がっており、たくさんの宿泊施設や飲食店が並んでいました。
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ここから眺める景色は、どこから見ても息を飲むほどの絶景。まるで世界の頂点に立ったような気分でした。上に行くには、一歩一歩登っていくしか無いんですよね。大げさですが、まさにこの山が人生とは何かを説いてるような気さえしました。人生とは、勢いがいいときは二段抜かしをして走ってみたり、疲れたら川縁で休憩してみたり、過去を振り返るかのように自分が登ってきた軌跡を見てみたり。でも登りきったら美しい未来が待っている。そこには早い、遅いなどの指標はあれど、やりきった達成感や満足感に大きな違いは無いのかなと。
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もしも小さな悩みや、目先のことに苦しんでいる人がいれば、一度泰山を登ってみるといいよ、とおすすめするかもしれません。あんな絶景を見せられたら、昔の偉人達と同じように僕だって情趣的な気分になってしまうし、また明日から頑張ろうって思えました。

翌日の日の出を見るために、泰山で最も高い位置にあるホテルに360元(およそ7,000円)で泊まりました。写真を撮り忘れてしまったのですが、それはそれは悲惨なものでした。安い物は100元くらいからあり、360元出したので高級な方なはずですが、ベットに横になるのにも顔が引きつってしまうような悲惨さでした。山の上だし、1泊だけなのでそこは我慢するしかありませんね。

翌日は4時に起床。同じ場所とは思えないくらい冷え込む中レンタルしたコートを着て、日の出を期待しましたが、、
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残念ながら天気が思わしくなく、完璧な日の出を目にすることはできませんでした。それでも、オレンジの淡い光に何層もの山が連なる景色には、押し寄せるような自然の荘厳さと言葉にできない感動を覚えました。

その後、あの孔子が祀られる神社にお参りをして下山しました。たった1泊2日、さくっと行ってしまった泰山でしたが、何か一生忘れられないような経験をした気がします。

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