海外で暮らす妹

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台中の彩虹村にて

 
僕の台湾を訪れる大きな目的は、僕が学生のうちに今台湾の台中市で留学している妹に会うためでした。

妹は、台中教育大学で4年間心理学を学んでいます。昨年入学し、今1年生です。いつの間にか台湾に興味を持って、いつの間にか中国語を勉強し、気づいたら台湾に入学が決まっていました。アメリカにもっといたくても、1年間しか留学できなかった自分にとって、異国の地で4年間の大学生活を経験できる妹が羨ましいです。

 

もう、自分の知らない世界を見ている

いくつか感じたことを書きます。

今までは、同じ日本で暮らしていたために、僕が兄として歩んできた経験を直接妹に伝えることができました。高校受験はこうするといい、東京の生活はこうだ、大学生になるということはこういうことだ、などなど。口うるさいお兄ちゃんだな、とでも思われていたんでしょう。

でも今は、僕の訪れたことのない国にいて、4年間の留学生活をしていて、しかもずっと寮生活をする予定の妹が見ているのは、僕の全く知らない世界なんだなと。

僕が慣れない台湾でたどたどしくしている中で、台湾人とすらすらコミュニケーションが取れている姿を見て、ああ、少しは成長したんだなーと関心しました。

もっともっと、僕の知らない世界を見て、感じて、吸収して、発信して、そして僕にもいろいろ台湾のことを教えて欲しいです。

 

中国語学習の良きライバル

実は僕も最近本格的に中国語を勉強しています。毎日参考書を開いて努力してるのですが、やっぱり現地で暮らす妹には叶わないです。僕も台湾ではなるべく中国語で会話するようにトライしましたが、毎回妹に助けを求めてしまいました。

兄として妹に負けるのは悔しい。僕ももっと中国語頑張ろう!と思いました。

良きライバルとして、これからもどんどん中国語ぺらぺらになってほしいです。

 

海外生活は自己主張の鍛錬

僕が妹に伝えたいことは、もっと相手のことを知ろうとし、自分の意見を持って、自己主張をはっきりとすること。兄としてありきたりなアドバイスかもしれませんが、海外で生活する上では本当に大切なことだと思います。

空気や行間を読むのが得意な日本人は、僕の経験上、海外では自己主張ができずに損をしてしまうことが多い気がします。自分はこういう風に思っていて、だからこれをこうしたいんだ。僕の妹は、まだ空気を読んで自分も空気になってしまうのが正義だと思っているような部分があるようです。

少しでも自己主張ができるようになれば、人付き合いも、自分に飛び込んでくるチャンスも、見える世界も格段に違ってくるはず。自己主張がまだうまくできない妹にとってはとても難しいことなんだと思いますが、ぜひこの1年くらいでできるような姿を見せて欲しいです。

 

僕も今回台湾で妹に会ったことで、自分のあるべき姿や自分が過去と比べてどう変わったのかがわかったような気がします。

妹には、台湾という面白くて魅力的な国でぜひ活躍して欲しいです。

 

僕の妹も、細々とブログをやってるようです。もし台湾留学などに興味があったら読んでみてください。

ななこっぴ八起き

 

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