3日間のボストンキャリアフォーラムの感想とまとめ

IMG_564311月7日から9日まで3日間、2014年度のボストンキャリアフォーラムに参加してきました。今回はその感想と、今後参加される方のためにアドバイスなどを書いてみたいと思います。

 

ボストンキャリアフォーラムとは

78334アメリカ・ボストンで毎年この時期に行われ、今年で28年目を迎える世界最大の日英バイリンガルの就職イベントです。グローバルに活躍できる人材を求める企業およそ200社が日本から集まります。学生や職務経験者10,000人以上が参加し、インターンやフルタイムの内定をたった3日のうちに決められるという、とくに学生にとっては絶好の就職イベントです。わざわざ日本から参加している人もたくさんいました。

CFN | Boston Career Forum 2014

 

 

 

 

3日以内で内定がもらえるのは事実

とはいえ、3日で就職活動が決まるなんてあまり現実味が無い話ですが、事実でした。ボスキャリの前日に履歴書を書き上げて、当日片っ端から面接を受けまくっていた友人が、あっという間にインターンと内定を決めてしまいましたし、先輩方も何人も大手企業から内定をもらっていました。それこそ、就活がたった3日で終わってしまうのです。僕自身、大手を含め何社か面接を受けましたが、わりと楽に最終面接まで進めた企業もあります。

 

目的意識と事前準備が攻略の鍵

10,000人もいれば、様々な人がいます。本気で就職したい企業に、本気でアピールしに来た人、同窓会気分で来ている人、とりあえず雰囲気を確かめに来た人など。僕自身、就職など3日前までほとんど考えたことがなくて、ボスキャリに来ていきなり「就活」の2文字が濃くなりました。行きたい企業、興味のある企業を事前に絞り、しっかり研究して「こういう理由で貢献できるから、ここの企業に第1に入社したいです!」とはっきり言える状態を作っておけば、門は大きく開けると思います。ただ、何もモチベーションが無いと、3日間何をしにきたのかわからなくなり、ただ疲れるだけのような気がします。

 

面接はすればするほどうまくなる

手前の白いブースが面接ブース

手前の白いボックスが面接ブース

ボスキャリでは、その場で履歴書を出して、通ればすぐに面接できてしまうウォークインという制度があります。これで何社もの面接がたった1日で受けられてしまうとってもおいしい制度です。特定の会社、業界に興味が無いなら、いろんな業界に書類を出して面接を受けてみるのもいいと思います。人事の人たちは就職活動についてすごく親身に教えてくれる人もいるし、何度も面接を受けているうちに、企業側が学生に何を求めていて、どんな答え方をすればいいのかわかってきます。

 

企業に対する知見が広がり、距離感が近くなる

今までは、漠然とした就活でしたが、実際に企業で働いている人たちに話しを聞いて、面接までするとその企業の知見が広がることはもちろん、企業との距離感が縮まるので、将来を考えるにあたってすごくいい機会だったと思います。就活はまだ1年、2年先だけど、雰囲気を掴みに…という学生もたくさんいました。

 

個人的に気づいたこと、感じたこと

気づいたことなどを箇条書きで書いて行きます。

お昼ご飯を食べる食堂。BURRITOサラダが$10でした。

お昼ご飯を食べる食堂。BURRITOサラダが$10でした。

・博報堂がものすごく人気だった。セミナーに参加してエントリーシートをもらわないと、ウォークインで面接できない。
・博報堂はセミナールームが一杯で、並ばないとセミナーにすら入れなかった。
・履歴書は、英語と日本語を持っていったが、ほとんど日本語でOKだった。
・前日に履歴書を作ったので、写真は履歴書に内蔵して印刷した。企業にもよると思うが、白黒でも問題なさそうだった。
・事前にSkype面接がある企業もあった。
・エントリーシートの提出は、オンラインで事前にしておくのが賢明。
・最終選考にあたって、エッセイを書かされる企業もある。
・お昼ご飯が高い。だいたい8ドル〜10ドルくらい。
・PCを持ち込むとよい。面接の待ち時間等に企業研究ができる。
・まわりはみんなエリートばかり。日本人同士でも英語で会話してるくらい。
・中国人系や、インド人、アメリカ人も多い。
・日本から来ている学生もたくさんいる。

気づいたら、また追加していきます。

これだけいい機会なので、可能ならまた来年も参加したいなーと思ってます。参加を考えている人や悩んでいる人の参考になればと思います。

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