Couchsurfingでホストする時にありがちなトラブルや困ったこと

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カウチサーフィンでホストを初めてから、7ヶ月以上経ちます。最近は、留学が近づいてきたこともあり、自分の旅程を考えているところですが、日本を離れている間もこのサービスを利用しようと思っています。

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過去に何人もホストしてきた中で、逆に自分が泊めてもらう側になったら何に気を付けるべきかを明らかにする意味も含めて、トラブルや困ったことをまとめていきます。ゲストから聞いたトラブルも書きます。

 

1.本当に泊まりに来るのかわからない。

カウチサーフィンは、Airbnbのようにお金を払って泊まるサービスではないので、実際に会うまでは本当に泊まりに来るのかどうかわかりません。ユーザーにはレファレンスがつくので、ある程度の信頼度は確認できますが、頻繁にやりとりをしてお互いの理解を深めておかないと、無断でドタキャンされることもあります。

解決策 事前に何度も連絡を取り合う。
カウチサーフィンのサイトは、正直そこまで使いやすくありません。メッセージのやりとりも、「既読」や「開封済み」と表示されないので、相手に伝わっているかわかりません。事前にFacebookやLINE、ViberやWhatsAppなど、相手が最も使い慣れているサービスで何度もやりとりをすることが大事です。電話番号も教えておきます。

 

2.いつ、どこで待ち合わせをするのかわからない。

泊まりに来るという事実が決まったら、最も大事なことは「いつ」「どこで」待ち合わせをするのかを明確にすることです。以前ベトナム人をホストしたときにそれをはっきりさせるのを忘れていて、カフェにいたらいきなり「着いた!」と電話が掛かってきたときがありました。

解決策 待ち合わせの日時と場所は最優先。写真を使って場所を示す。
時間と場所は第一にはっきりさせましょう。僕は待ち合わせ場所がわかりやすいように3枚くらい事前に写真を送ります。また、待ち合わせ場所はWi-Fiが入るところがいいです。駅やスタバの前、コンビニの前がいいです。ただし、相手が信頼できるとわかるまでは、家の住所は教えない方がいいと思います。

 

3.連絡が取れないまま、遅刻する。

事前にSIMカードを買うなどしてネットに繋げる状態でない限り、彼らは基本移動中にネットに繋げません。電車で迷ったなどの理由で、連絡が無いまま大幅に集合時間に遅れる場合があります。マレーシアのカップルをホストしたとき、大雪の影響で羽田空港が機能せず、彼らは関空で一晩明かしたのですが、その連絡が遅かったので僕は駅で待ちぼうけを食らったことがあります。

解決策 事前に「30分以上来ない場合は〜」とメッセージを送る。
これは、事前に「30分以上来ない場合は、家に居るから集合場所に着いたら連絡してくれ」とメッセージを送っておくといいです。遅刻した場合を想定しておくのも大事です。

 

4.言語の壁により、コミュニケーションが十分に取れない

基本はプロフィールやメッセージから、相手の英語能力がだいたいわかるのですが、実際会ってみると、相手の英語が不十分なこともあります。コミュニケーションがうまく取れないと、何を思っているのか、どうしたいのかわからないことがあります。また、相手が英語ネイティブだと、自分が伝えたいことを正確に伝えられないこともあります。

解決策 相手の意思がわかるまで聞く姿勢を持つ。
コミュニケーションは、わかるまで聞く姿勢が大事だと思います。言葉が不十分だったら、お互いに辞書で調べるとか、わかるまで何度も何度も話すとか、言葉以外の思いやりで補うことが大事です。

 

5.ゲストが同性愛者だった。

僕は、何も間違いが起きなければ、同性愛者に抵抗はありませんが、以前泊めたアメリカ人は、フィリピンでカウチしたとき、ホストが同性愛者で、寝てる間に気分の良くないことをされたそうです。僕はバイセクシャルの方しか泊めたことがありませんが、実際にこういうトラブルも中にはあるようです。

解決策 ホストやゲストがLGBTだった場合、関係性をはっきりさせておく。
お互いの立場をはっきりさせるしか解決策は無いと思います。別にLGBTだからって、特に警戒する必要は無いというのが僕の考えですが。

 

6.ゲストの帰宅時間が遅すぎる

僕にとっては普通の日常ですが、彼らにとっては、楽しい日本旅行なので結構夜遅くまでどこかで飲んでいたり、クラブに行っていたりすることがあり、あまりにも帰宅時間が遅いときがあります。この間、フランス人が友人と飲んでいて深夜2時半くらいに帰ってきたことがありました。僕はすでに寝ていましたが、仕方ないのでドアの鍵は開けておきました。

解決策 相手が信頼できるようであれば、ある程度は許容する
僕はあまり心配性では無いので、相手が信頼できるようであれば、鍵を開けておくようにしています。ただ、あまり信頼できないようであれば、事前に門限を決めておいてもいいと思います。

 

7.フライト時間ぎりぎりになってしまうか、間に合わない。

ゲストが空港との距離感がわからないと、空港までの移動手段に関して頼られます。移動に掛かる時間を見誤ると、かなり迷惑をかけてしまいます。この間フランス人をホストしたときに失敗してしまって、フライトぎりぎりまで連れ回してしまいました。

解決策 自分が移動するときの倍くらいの移動時間で想定する。
彼らは土地勘が薄いので、自分が移動するときの倍くらいの時間がかかります。僕なら家から成田空港まで2時間で行けるところを、彼らは迷ったりお土産を買ったりで4時間かかるかもしれないと考えて余裕を持たせます。

 

8.食事の支払いをどうするか

比較的裕福な国から来た人は、結構な確率で食事をごちそうしてくれます。過去に10回弱はおごってもらいました。ベトナム人にナポリタンをおごってもらったこともあります。また、あるアメリカ人ゲストは、自分が手を付けてない料理は勘定せず、きっぱり割り勘したこともあります。代金の支払いをどうするかは結構悩ましいところです。

解決策 相手の出方を受け入れる。
僕は奢ってもらうときは、しっかりおごってもらいます。一応家に泊めてあげるわけなので、そこは遠慮する必要は無いかなと。ただ、明らかに日本よりも経済が豊かではない国出身の人にごちそうになるのは、どうしても少し考えてしまいます。日本人も同じですが、人によってここらへんの考え方は違うので、相手の出方を受け入れるようにしています。

 

9.お金の絡む頼み事をされる。

ごくまれに、お金の絡む頼み事をされることがあります。ブラジル人をホストしたとき、SONYのデジカメのストロボがブラジルでは手に入らないから、買っておいて欲しいと帰国直前に言われたことがあります。彼はしっかり現金を置いていったからいいですが、未だに郵送できずそのとき買ったストロボは僕の手元にあります。

解決策 「あれ買っといて欲しい」など、お金の絡む頼み事は断る。
お金が絡むと何かと面倒です。輸送や送金も面倒なので、お金の絡む頼み事は断ったほうが無難です。

 

10.女性の衣類の洗濯や、お風呂など

カップルで泊めてあげることがあると、女性ならではの問題も出てきます。僕は一組3日以上ホストしないと決めていますが、たまに洗濯を頼まれると、どこに干すかという問題が出てきます。仕方ないので、ベランダに普通に干すことになるのですが…

解決策 お互いにどこまで理解しあえるか
これはもうお互いの信頼関係によると思います。そもそもあまり信頼されてなければ、洗濯などのプライベートな依頼はしないと思います。トラブルや困ったことというよりは、お互いの理解度の証として捉えてもいいかもしれません。

 

僕の経験上のトラブルや困ったことをまとめました。自分が海外に行ってカウチサーフィンを使うときは、逆の立場となってこれらのことに気をつけたいです。
また、これからカウチサーフィンをやってみようという方は、ぜひ参考にしてください。

 

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