25歳になって、大切にしたいこと。

山梨県本栖湖

8月24日、25歳になった。
たくさんのメッセージやお祝いを、ありがとうございました。

今年初めての誕生日プレゼントは、意外にも母と妹からだった。この春から始めたサーフィンにちなんで、僕の部屋のインテリアにぴったりなサーフボード型の時計と、置物だった。

先日、僕の計らいでたまには旅行でもと、本栖湖・河口湖、そしてセカンドハウスがある湘南へ家族を招待した。久々に家族でゆっくりと過ごした。

パドルの前進と後進がごっちゃになってる母。

ずっと天気が悪かったこの夏。でもこの週は天気も良く、自然がくれたささやかな誕生日プレゼントだった。

本栖湖は、本州で最も透明度の高い湖と言われており、真っ青で透き通った水面が美しかった。底まで見えるのに、深いところでは10mを優に超えるそう。週末は海で過ごすことが多い僕にとって、潮風でべたべたしない山と湖はいつもとはまた違う、幸せな時間だった。

 

25歳になって、大切にしたいこと

今年は慶応3年(1867)に坂本龍馬が死んでから、ちょうど150年。

僕は小学生の頃から大の龍馬ファンで、この間までやっていた江戸東京博物館の坂本龍馬展を見に行ってまた感化されてしまい、寝る間を惜しんで「龍馬伝」を一気に見てしまった。
そして、明治維新をもたらしたのはフリーメイソンだという、比較的信憑性の高い説を唱える加治将一の「あやつられた龍馬」を最近読み終えた。

僕は毎年、龍馬が自分の歳の時には何をしていたかを考える。龍馬が25歳の時は、ちょうど尊王攘夷論が沸騰しはじめ、桜田門外の変が起きた年だ。幕府の権威が失墜して世の中が一気に変化し、自分は何を全うすべきなのか、迷っている時期だったと思う。時代はどう変わるのか、何が正しくて、何が間違いなのか。攘夷か、開国か。

そして龍馬は翌年に、武市半平太の「土佐勤王党」に入党している。つまり、攘夷に傾倒している。それが正しい選択だったかどうかは置いておいて、少なくともひとつ、決意をしているのだ。

これを自分に置き換えてみると、小さなことも大きなことも、確かにいくつか決断をしなければいけないことがある。

25歳、自分は本当は何がしたいのか、自分の意志を大切にしたいと思う。
まだまだこれから、面白い人生にしていくぞー
 

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン
加治 将一
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