それでも、ブログだけは書き続けたい

社会人57日目

同期とよく行く、日暮里の齋藤湯

同期とよく行く、日暮里の齋藤湯


 

社会人になってから、早2ヶ月が過ぎようとしています。

学生の時とは毎日の生活ががらっと変わって、一息つく時間もろくに取れないまま風のように時間が過ぎていく感覚です。

満員電車に揺られて会社に行き、様々な研修を受けて夜は飲み会に行く。そんな典型的な新入社員をやっています。優秀な同期や先輩の話が聞けるので、僕にとっては新鮮で楽しい時間も多く、充実した毎日です。学生時代には経験したことのなかったことも、たくさん体験させてもらっています。

一方で、常に誰かと一緒にいるので、自分ひとりでゆっくりとする時間はあまり取れておらず、ブログの筆が滞っていたのもそのせいです。

ただ、どんなに時間的に余裕が無くても、映画はよく観ています。最近は、中国の「文化大革命」の時代にはまってしまって、そのあたりの映画を片っ端から漁っているところです。Filmarksというアプリがお薦めなので、今度紹介します。

最近読んでいる本はユン・チアン著の「ワイルド・スワン」。こちらも文化大革命に関する本です。

 

僕にとってのブログの存在

「それでも、ブログだけは書き続けたい」というタイトルで書き始めました。最近ブログ書いてなかったな〜という自戒の念からです。僕にとってのブログの存在意義は、大きく2つあると思っています。

まず、頭の中で考えていることを文字に書き起こすことによって、考えを落ち着かせる効果がある。「書いたことが考えたことのすべて。」とある人に言われました。本当にその通りだと思います。

あ、これブログに書きたい!と思っても、忙しさにかまけてその一瞬を逃してしまうと、そのとき何を考えていたのか忘れてしまうものです。

 
2つ目は、ブログに書いたことは、自分が自信を持ってやってきたことだということ。これは会社に入ってから気がつきました。社会人になって、周りのみんなの個性溢れる学生時代や、自分には持ち合わせの無い才能に、自信がなくなってしまうときがあります。

そんなときにブログを読み返すと、自分がやってきたことにもう一度自信を持てるんです。自分らしさがうまく出せないときに、焦って人と比べる必要なんてなくて、自分はどんな人で、今まで何を経験してきて、そこから何を考えてきたのか。ブログに書き起こした当時は、自分の体験を写真と一緒に文字にすることに、キラキラした気持ちでやっていたはず。

社会のしがらみが増えると、窮屈になって自分らしさが出しにくくなってしまう気がします。だからこそ、僕の仕事のモットーは、「大人の仕事を、こどもの心でやること。」これからの社会人生活も、ブログに書き重ねてきた考え方や、とりあえずやってみる姿勢を忘れないようにしようと思います。

たとえ「大人」の人に読まれて、何を言われようとも、ブログだけは自分の素直な気持ちや考えを吐き出せる場として残しておきたいです。

 
最近になって僕のことを知った方は、「アイツ、ブログブログ言ってるな」なんて思ってるかもしれません。ブログは、ふとしたときに自分と深く向き合うことのできるツール。だから、いつまでも書き続けていたいんです。