もうカウチサーフィンのホストは卒業かな…

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久しぶりにカウチサーフィンでイタリア人の女性2人をホストしました。僕より2歳くらい年上で、はるかに英語がぺらぺらで、日本を旅行がてら英語の先生のボランティアをしに来たみたいです。
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料理の腕には相当自信があるみたいで、カウチサーフィンのプロフィールにも堂々と書いてあったので、そりゃあ料理を作ってもらうしかないですよね。初日は僕が夏のすき焼きを振る舞いましたが、2日目のディナーはパスタを作ってもらいました。一緒に谷中銀座のスーパーに買い物に行きましたが、やっぱり欲しい材料はなかなか見つからなかったみたいです。パスタの麺も、ベーコンも、トマトソースも日本のスーパーにあるもので賄ってもらうしかありませんでしたが、それでもとっても美味しかった…

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パスタの前に出てきたアンティパスト(前菜)。トーストにオリーブオイルとアボカドとトマトを乗せただけなのに、正直パスタよりもこっちの方が美味しかったです。

 

カウチサーフィンの醍醐味

カウチサーフィンの醍醐味にはいろんな物がありますが、僕が一番思うのは「再会」だと思います。

参考記事:カウチサーフィンの醍醐味のひとつ、再会。

シアトルでは、僕が初めてホストしたNickとお母さんのMichelleと再会しました。Nickは空港まで車で迎えに来てくれて、お母さんも一緒にシアトル内を案内してくれたりバーでごちそうになったり、本当に感動しました。
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カナダでは、大好きなSarahと再会しました。自転車とローラーブレードでバンクーバーを回ったことは多分一生忘れないです。Sarahは、渋谷のクラブで夜中まで踊った後、2人で秋葉原まで歩いて帰ったというすごい思い出深い経験をしました。
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世界のどこかで会った人と、また別の場所で会えるというのは、インターネットが発達した今だからこそこんなに簡単にできるかもしれません。でも、やっぱり物理的な距離を超えてまた同じ時間を過ごせる幸せというのは、カウチサーフィンをやってなかったらわからなかったでしょう。

もしもカウチサーフィンを一度でも使ったことがある人、これからやってみようと思う人がいたら、「再会する」ということを1つのテーマにしてサービスを使ってみてください。こんなにまた会いたい!と思える友達ができるとは思いませんでした。

 

もうカウチサーフィンのホストは卒業かな…

上記を踏まえた上で、久々にイタリア人2人をホストして、いろいろ思うことがありました。今までは、カウチサーフィンのホストをするのは「英語を日常的に使うこと」「外国人との接点を持つこと」「日本文化を再発見すること」などが理由でした。

参考記事:駅前留学ならぬ「自宅留学」!? カウチサーフィンを利用すべき5つの理由【ホスト編】

でも、ニューヨークの留学から帰ってきて、それがが自分の中で充分だと思えるくらいな状態に達しました。

初日のすき焼きパーティは、NYでルームメイトだったJerryなども一緒。

初日のすき焼きパーティは、NYでルームメイトだったJerryなども一緒。

なんというか、日本という自分がマジョリティの中の国際交流ではなくて、自分がマイノリティな環境に置かれた国際交流を体験して、カウチサーフィンによってもたらされる小さな国際交流が物足りないなーと感じるようになりました。カウチサーフィンの醍醐味は再会だと言いましたが、もちろん、すべてのゲストと再会できるわけではないし、全員と再会したいと思うわけでもありません。

人と交わることに大きいも小さいも無いんですけど、カウチサーフィンを介しての国際交流はいったん卒業しようと思います。もっと他にもいろんな場があるので、常に「今の自分が楽しいと思える」感覚を大切にしていきたいと思います。

 

 

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