ブログを書いていくことは、「自分」という雑誌を作り上げていくこと

先日、東京でカウチサーフィンのホストをはじめたという翡翠輝子さんからご連絡をいただき、ブログに登場させてもらいました。とても嬉しい記事です。
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カウチサーフィンに関して僕のブログを参考にしてくださって、お互いに共感できることがたくさんあったんですね。Facebookのメッセージでブログの価値について少し話したのですが、そのときに「僕のブログは自分という雑誌を作り上げていく感覚で書いているんです」とお話ししました。

それについて少し書いてみます。

 

読者に「自分」という雑誌を拾い読みしてもらう

cafe log

僕のブログは、特定のテーマも無く、プロのライターが書いているわけでも、写真家のような写真を使っているわけでもない、ただの個人の体験や感じたことを新鮮な感度のまま書いているだけのブログです。

東南アジアバックパック旅行をすればそれについて書きたいことを書くし、英語の勉強法について書いたり、カフェについて書いたり、デザインだったり、アメリカ留学だったり。

ある人にとってはすごく心に刺さるし、ある人にとっては全く興味もなく必要のない情報だったりする。

それって雑誌を読んでるときの感覚に似てると思います。雑誌を隅から隅まですべて読み尽くす人ってなかなかいないですよね。大抵は、ぱらぱらめくって面白そうなところを拾い読みしていきます。僕のブログもそんな風に読んでくれる人が多くて、僕の興味と被る部分があればその記事だけをぱらぱらと読んでもらう。

そんな感覚でいつも書いています。

 

実際に体験したことを、そのままの気持ちで素直に書く

基本的にはすべて、僕が体験したことをいちいち書いています。逆に言えば、それだけです。

実際に自分がその場所に行って、見て、聞いて、体験して、感じたことじゃないとうまく筆が走らないし、自分が後から読み返しても全然面白くない。

ブログを書き続けられる理由はいくつかあって、読んでくれる人がいること、自分を振り返ることができること、自分に共感してくれる人と繋がれることなどです。(これだけで今度記事が書けそうです。)

僕はそのとき思い立ったらぶわーって記事を書き上げるので、そのときの気持ちのまま素直に書いています。あとから読むと、言葉選びや構成が気に入らなかったりするのですが、意外とそういう記事の方が共感を生んで多く読まれたりします。

 

読み手に伝わりやすい切り口で書く

雑誌を作り上げている感覚なのであれば、当然読み手に伝わるように書かなければいけません。語りすぎに注意して、なるべく端的にシャープに記事を書くように心がけています。言葉足らずでもだめだし、だらだら語りすぎるのも良くないです。

写真を撮るときも、どういうシーンが相手に伝わりやすいか、よく訴えられるかを考えて撮るようにしています。タイトルや写真を挿入する場所、改行などにも気をつかいます。

ブログは、れっきとしたひとつのメディア。ある意味雑誌の編集をすべて1人でやっているような責任感で作っています。

 

良記事は書いているときも、読み返したときも気持ちいい

ほんとうに伝えたいことがあるときは、書いているときも次々言葉が出てきて気持ちよく筆が進むし、あとから読み返しても気持ちいいです。

ブログを続ける上で大切なのは、書きたいときに書きたいことを気持ちよく書くこと。

 

ブログのすすめ

もし、ブログ書いてみたいという方がいれば、ぜひ今日から書いてみてください。どうせやるなら、本格的にWordpressで作るのがおすすめですが、とりあえずなんでもいいです。

世の中に対するものの見方、感度や吸収力が著しく変わります。

そして、大事なことはブログを続ける努力をすること。たった1ヶ月、2ヶ月書いただけでは、その付加価値は見えません。

僕がブログをはじめた大きなきっかけは、Hibilogの青木優さんですが、今では僕のブログをきっかけに始める人もいます。素直に嬉しいですし、ネット上で生まれた共感が、実際にリアルの場で活きてくると本当にブログの醍醐味を感じます。

 

以上、僕がどんな感覚でブログを書いているのかをまとめました。もはや個人が影響力を持つのは当たり前だし、共感が共感を生む爽快感はたまらないです。これからも書いていきます。ブログをやっている人、これからはじめたい人の参考になれば幸いです。