アメリカの大学生はたくさん勉強するってのは本当だった

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留学してからあっという間に1ヶ月がたちました。毎日似たような生活なので、一度生活のフローに乗っかったら一瞬で1年が過ぎていく気がします。

さて、タイトルにも書きましたが、今回はアメリカの大学生は本当にたくさん勉強するということについて書きます。

よく、日本の大学は入学するのは難しいけど出るのは簡単。アメリカは入るのは楽だけど入ってからが辛いって言いますよね。まさにそれを感じます。

もちろん大学や、専攻、履修科目にもよるとは思いますが、全体を俯瞰してみると日本にいたときよりもはるかに机に向かってる時間が長いです。日本にいるときは、正直テスト前にしか集中的に勉強しませんでした。しかもそれで十分いい成績が取れてしまいます。

 

おそらくこの違いの理由は2点あって、ひとつは履修のシステムの違い、もうひとつは課題やテストの量の違いです。

僕の場合日本では、週に10〜15コマくらい履修しても、それぞれ週に1回しか授業がありません。しかしアメリカでは、たった4〜5コマしか履修しないのに、それぞれ週2〜3回の授業があります。つまり1つの科目ごとの内容の深さが違います。

さらにアメリカでは毎回決まって課題が出ます。僕の日本での専攻は商学部のファイナンスコースですが、ここでは何でも取れるので、Graphic Deisign、Public Speaking、Social Inequality in the US、History of Jazzというかなりランダムに履修しました。すべての科目で毎回のように課題が出ます。30ページくらいのリーディングだったり、リサーチだったり、作品を作らされたり。

しかも、あまり日本では聞き慣れないMidterm testがある。日本では、1年に2回しか大きなテストを受けませんでしたが、ここでは各半期ごとに2回大きなテストがあるので、それに向けてテスト勉強もしなければいけません。単純に勉強時間が増えます。

 

「宿題しなきゃ」「勉強しなきゃ」はここでは魔法の言葉。何かの誘いを断るときに、誰にも文句を言われずに断れるかと思います。それくらい誰もが課題のつらさを共通の認識として持っているんだと思います。

日本の大学で2年半いて聞いた「勉強しなきゃ」の数と、たった1ヶ月の間にアメリカで聞いた「勉強しなきゃ」の数が同じくらいな気さえします。

 

僕は机に向かう勉強よりも手や足を動かして「取りに行く」勉強の方が好きなので、どっちかと言えば日本のスタイルの方が自由な時間が多くていいのですが、アメリカの大学生はたくさん勉強するってのは本当でした。