海外旅行や留学の時に、海外ATMで使える「新生銀行」のカードと引き出し方

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フィリピン留学に行ったときも、東南アジアをバックパック旅行したときも、そして今回のアメリカ留学でも必ず活躍しているのが、この「新生銀行」のキャッシュカード。数日間の海外旅行、1ヶ月や2ヶ月の短期滞在でわざわざ現地の口座を開設するのは面倒ですよね。かといってクレジットカードですべて済ませられるわけでもないです。必ず現地で現金を引き出したい場面に遭遇します。

アメリカに来て、意外と日本人の学生が新生銀行のカードを持っていないことに気づいたので、今回紹介しようと思います。

 

世界約200ヵ国、約200万台のATMで使える!

新生銀行の口座があれば、そのキャッシュカードをそのまま海外に持っていってPLUSマークのあるATMで現地通貨を引き出すことができるんです。ただし、はじめの時点では出金限度額が0円に設定されているので、それを10万円(1日最大)に引き上げる必要があります。

一番役に立ったのは、東南アジア旅行の序盤にフィリピンでクレジットカードをすべて落としたとき。手持ちの現金が無かったので、新生銀行のカードで現金を引き出して生活しました。

アメリカでも、学費の支払いが限度額のせいでクレジットカードだけでは事足りず、現金を引き出さなければいけなかったのですが、新生銀行にあらかじめお金を入れておいたのでそこから引き出しました。

 

ちなみに、いろいろ試しましたがほとんどのATMで引き出せます。タイのカオサン通りで、ゴミ箱の横にひっそりとあるものすごい汚いATMでも使えました。アメリカの学校では、こんな見た目のATMで引き出しています。海外のATMはいつもむき出しです。

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カード発行手数料無料!セブン銀行、ローソンATMの手数料も24時間無料!

すごく嬉しいのは、セブン銀行やローソンATMの手数料が24時間365日無料なこと。コンビニのATMって、手数料を気にしちゃっていざというときしか使いたくないですが、新生銀行ならセブンイレブンやローソンで手数料がかからず引き出せるので嬉しいです。

また、ゆうちょ銀行でも平日・土曜/0:05~23:55、日曜・祝日/0:05~21:00の間は無料で引き出すことができます。

カードの発行手数料は無料です。

 

海外ATMで引き出す手数料はいくら?

引き出し金額は、Visaワールドワイドが定めたレートに4%を加算したレートにより円換算されて計算されます。各ATMによりますが、3ドル程度の手数料もかかります。

2014年8月現在、1ドル=103円で計算すると、だいたい1ドル=109円くらいで引き出せます。あくまでもいざというときに現金を下ろす手段なので、クレジットカードよりは率は悪いです。ただ、数万単位であれば、為替差損だと考えればそれほど大きくもないです。

 

カードは32色から選べる!

これもけっこう嬉しいです。ちなみに僕のはブラックです。

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海外ATMでの引き出し方(アメリカ)

はじめて海外のATMを使う人にとっては、日本語表記が無いことに加えて、不安もあると思うので、引き出し方の具体的な手順を示しておきます。僕が今まで使ってきたATMは、ほとんど似たような形式です。

 

1.カードを挿入してすぐに抜く。

日本だと、カードが最後の方に出てきますが、海外では入れたらすぐに抜きます。

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2.使用言語を選択する。

ATMにより日本語があるものもあるようですが、基本は英語です。

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3.暗証番号を入力する。

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4.Withdrawal(引き出し)を選択

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5.Checkingを選択

Checkingとは、日本で言う当座預金と普通預金を合わせたようなもの。現金を普通に下ろすなら、Checkingを選択します。

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6.引き出したい金額を選択or手入力

引き出したい金額が画面に表示されなければ、Other Amountを選択して手入力します。新生銀行は、1日最大10万円まで引き出すことができます。

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7.ATMの利用手数料に同意

このATMは手数料が3ドルかかりました。同意しないと引き出せないので、同意します。

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以上で、現金が引き出せます。ATMを使うという当たり前の行為1つとっても、一歩海外に出ると意外と戸惑ってしまうものです。まして自分が使えると思っていたクレジットカードが使えなかったり、現金が引き下ろせないという状況は本当にあせります。

これから海外に出ようと考えている人がいれば、ぜひ事前に新生銀行の口座を作ることをおすすめします。
新生銀行

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